君に捧げる恋歌
周りから見れば、舜と私は恋人同士に見えるかな?
エレベータに乗り、鏡に写る私達を見る。
背伸びをして舜の耳元に近づき問いかける。
「今の私達って、恋人同士に見えるかな?」
すると、舜はう~んと考えこみなにか閃いた顔を。
何をし始めるかと思ったら繋いでいた手を普通繋ぎから恋人繋ぎに。
「こうすれば見えるよね。」
「見せたいんじゃなくて、見えるかなって聞いただけなのに。」
「俺がしたかったから、いいだろ別に。嫌だった?」
と、耳元で囁く。
舜は女の子が照れる言葉をさらりと言っちゃうから心臓が保たないよ。