君に捧げる恋歌


「買い物は終わり。これからはデート。分かった?」


…デート?


「へっ?」


「行かない?なら帰ると」と言って帰る素振りを見せる。


勿論行きたいです。


「行く…。」


と言うと、舜は笑顔を見せて私の手を引いてショッピングモールから出る。


近くにある駅から電車で目的地に向かう。


舜にどこ行くのか聞いたけどまたもや秘密だとか。


電車に揺られて数分後、舜がウトウトし始めた。



< 75 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop