君に捧げる恋歌
「…舜、起きて。もう着くよ。」
舜の目がゆっくりと開き辺りを見渡す。
「んっ、有難う。」
「舜ヨダレ垂らしてたし、しかめ目が半目だった。」
私が誂うと
「うっそ?マジで?かっこわりー。」
と、頭を抱えて焦ってる。
「嘘だよ。」
と伝えると、「何だよ。」って言われおでこにデコピンされた。
「舜の表情コロコロ変わるね、見てて飽きないよ。」
「美歌もな。」
と言い、ハニカム彼はとってもかっこよくてまた好きって伝えたくなる。