㈱恋人屋 TWICE!
今のは、得点に入れないでおこう。そう私は思った。今のは、普通なら仕事で行かないところだから。
「さてと、じゃあ、これから見させてもらうからね?」
「はい。」
「えっと…どこ行く?」
「そうですね…あ、プラネタリウム行きませんか?」
「プラネタリウムか…。結構いいじゃん、チョイス。」
「ありがとうございます!」
「うん。じゃあ、行こっか。」
私達は手を繋ぎ、プラネタリウムのある博物館へと向かった。
「ここです。」
「あ、ここ前にも来たことある…。」
「そ、そうだったんですか…。聞いておけばよかったですね…。」
「ううん、私、ここのプラネタリウムは見たことないから。」
「それならよかったです!」
屈託のない少年のような笑顔が私に向けられる。思わず、この後のことを一切見ずに百点満点をつけてしまいそうになった。
プラネタリウムが始まった。
「弥頼くん、あれ何て言う星?」
「あれですか? あれはアルデバランです。おうし座の星なんですよ。」
「あ、私おうし座なんだ~。」
「そうだったんですか? それなら、もうすぐ誕生日なんですね。」
「うん。来週の月曜かな。」
「ちょっと早いけど、おめでとうございます、紗姫さん。」
「ふふっ、ありがと。」
星を見ながらの会話は、その状況だけで少しロマンチックなものだった。
しかも、弥頼くんにちょっと早めに誕生日を祝ってもらった。
相変わらず、私は規則を破って、弥頼くんを好きになってしまいそうだった。
「さてと、じゃあ、これから見させてもらうからね?」
「はい。」
「えっと…どこ行く?」
「そうですね…あ、プラネタリウム行きませんか?」
「プラネタリウムか…。結構いいじゃん、チョイス。」
「ありがとうございます!」
「うん。じゃあ、行こっか。」
私達は手を繋ぎ、プラネタリウムのある博物館へと向かった。
「ここです。」
「あ、ここ前にも来たことある…。」
「そ、そうだったんですか…。聞いておけばよかったですね…。」
「ううん、私、ここのプラネタリウムは見たことないから。」
「それならよかったです!」
屈託のない少年のような笑顔が私に向けられる。思わず、この後のことを一切見ずに百点満点をつけてしまいそうになった。
プラネタリウムが始まった。
「弥頼くん、あれ何て言う星?」
「あれですか? あれはアルデバランです。おうし座の星なんですよ。」
「あ、私おうし座なんだ~。」
「そうだったんですか? それなら、もうすぐ誕生日なんですね。」
「うん。来週の月曜かな。」
「ちょっと早いけど、おめでとうございます、紗姫さん。」
「ふふっ、ありがと。」
星を見ながらの会話は、その状況だけで少しロマンチックなものだった。
しかも、弥頼くんにちょっと早めに誕生日を祝ってもらった。
相変わらず、私は規則を破って、弥頼くんを好きになってしまいそうだった。