俺様上司とツンデレ部下
突然、上から声がして、振り返る。
すると、なんとも怖い鬼の形相の部長が立っていた。
「ぶ、部長…。」
「お前、今日残業決定。」
「えぇ〜⁉︎」
「仕事が遅い罰だ。喋ってないで早くやれ。」
「…すみません。」
だから、その鬼の形相やめてよ!
怖いんだから!!
そして、あっという間に定時を過ぎて、みんな帰る頃。
私は部長に言われたとおり、残業で残ることになっていた。
「…なんで私だけなのよ〜。」
ブツブツ文句いいながら手を動かす。
だけど、やっぱり眠くて、いつの間にか夜0時になってしまった。
「眠い…。ふぁわ…、、、」
眠気には勝てなくて、そのまま机に突っ伏す私。
こりゃー今日は泊りかな…。
そこで意識が途切れてしまった。