そばにいたいから…
その日から私は、毎日バイトに入った。

「あの人、来ないかな?」

期待ばかりしていた。

カチャ

「いらっしゃいませ!」

「こんにちは…」

「あっ!」

今日は友達、数人と一緒だった。

「こちらへどうぞ。」

でも私の胸は緊張でいっぱいだった。

「ご注文はお決まりですか?」

「あ、はい…じゃあ、ラーメンの味噌3つと餃子3つで…」

「はい。少々、お待ちください。」

こんな会話しか出来ないけど私は、嬉しかった。
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