破滅の魔導師



目の前の金髪は、ワナワナと震えている。


あ、怒らしちまったかねー。

「おい。ユラさん。放課後、生徒会室にきやがってください」


いや、きみ言葉可笑しいから。
顔も鬼みたいになっちゃってるよ。


まぁ仕方がないねー。
行ってやるか。



「わかったよ。わかったから、その顔やめよっか」



そう言うとなにも言わずやつは帰ってった。



変なやつー。


って、生徒会室っていった?

わたしなんかしたかな…
さすがにピーーンチ!!!
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