破滅の魔導師





「おい。お前ら知り合いか?」

イツキが聞く。
「おう。まぁ、幼なじみってやつか?」


なぁ。と同意を求めるライ。


知らないし。
同意求めんなよ



「じゃぁ話は早い。ライもいるんだ。生徒会入れ。」


「ごめん。何がじゃぁ、なのか五文字で説明して」

意味わかんないし
「むりだよぉ。」

赤髪が眉を下げて言う。


なんだよー。こっちが悪いみたいじゃーないか。

「いや、入らないからね。」

面倒くさいし。
まぁ、こいつらと関わったことすら面倒くさいけども。


すりとライが耳元で
「入らなきゃ、あの事言うから。」
「はい、入ります。生徒会に入らせてください。」



くそっ!ずるい!
これは、脅迫だ!

ライはわたしの扱いがなれてる。


弱点を握られた、わたしは、入るしか選択肢がなかったのだ



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