破滅の魔導師



わたしの趣味。
それは、可愛いものをあつめること。
ぬいぐるみだってすき
お花だってすき
ピンクなんかもすき
今のわたしの部屋はまるでパリにあるアンティーク屋さん。

まぁ。実際パリなんかいったことないけど…。


今の学校の態度といい、わたしの性格といい。

あいつらから、からかわれることは確定だ。

とくに、ユウヤだな。

とゆーわけで、やっぱりダメ。
部屋に入れたら絶対に面倒くさい。


「はぁぁぁぁー」

少しばかり怒ったせいで気分がわるい。
淡いピンクのソファーに寝転び目をつぶる。


なぜか、消費した体力と精神的な疲れが引き起こしたのはものすごい睡魔だった。



その流れに逆らわず


暗い

暗い

暗い


暗闇へとわたしの意識は沈んでいった







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