破滅の魔導師



「きょ、きょ、きょ」

「へ?」

な、なに。ちょっと怖いんですけど…

「きょ、巨乳美人!!!!!」


あ。これはヤバい人だわ

「わたしは、これにて」

はやくここをたちさなければ。
悪い予感しかしない…


「ま、まって!!ごめんっ」

「なに。」

「ごめんなさいっ。わたし思ったことがすぐ口にでちゃって」

「ある意味だめだろ」

あまりのびっくりで思わず本音が出てしまった。



「ご、ごめん。あ、あのわたしカグラっていいます。あなたは?」

「ユラ」

「ユラちゃんかぁ!よろしくっ」

ふわりとした笑顔でにこりと笑うカグラは天使そのものだった。



ほんと、真っ白いね。


虫唾が走るほどに。


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