エリート同期のプロポーズ!?
*1*
「はぁー、腰痛いー。ママ、このマッサージ機乗っていい?」


「妊婦は駄目じゃなかったー?あ、危ない!」


「こらこらーっ!暖人(ハルト)っ!」



母親と妹のわーわー言う声を聞きながら、あたしはぐったりとキッチンの椅子に座り、お茶を一口飲んだ。



……居心地、わるぅ……。


実家に帰ると毎回必ず後悔するのだけれど、それにしても今回は早い。


来て早々、まさか帰るとも言えないし。
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