エリート同期のプロポーズ!?
筆文字がいい味を出しているメニュー表をめくっていく。


「この創作焼き鳥盛り合わせってやつ美味しそう!!」


「あ、美味しいよ、それ」


志帆が反応する。


「なんか、ミニトマトに挽き肉詰めてチーズ乗ってたり、カマンベールチーズと豚バラだったり……」


「凄いね、焼き鳥のやの字もないのね」


「うん、串に刺さってりゃいいって感じで、でもどれも本当に美味しかったから……」


志帆が一瞬表情を変えた。


「美味しかった、から?」


その表情は、とても恥ずかしそうで。


つい、先を促してしまった。


「ま、また来ようね、って……」


へ?!
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