エリート同期のプロポーズ!?
「いや、今日は李花の、絢斗君作戦会議じゃん?」


「そんなの、いつ決まったのよ!!だとしても、会議に議題がいくつもあるのは当然よっ!あたしのは後回し!連絡つかないんだし」


……あたしのアツさに押されてか、志帆がもじもじと話し始める。


「李花はさ……何歳差まで、あり??」


「と、申しますと??」


「だから……上は何歳、下は何歳までオッケー?」


「んー……」


考えたことなかったな。


でも、わざわざそんなこと聞くってことは……志帆のお相手は年齢差があるんだろうか。


「上はー、父親の年齢よりも下、くらいかな」


とりあえず、当たり障りのないことを言ってみる。

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