エリート同期のプロポーズ!?
「うんうん、下は?」


「下は……犯罪にならない程度、とか?」


「うんうん、そっか、わかった」


志帆、受け答えが変なんですけど。


「で、志帆のお相手は?」


「…………騙されてる、んだけどね」


何その前置き。


「……7つ下」


頭の中で計算する。


えーと、25歳……?



「なーんだ、全然いいじゃない、法に触れてないし」


「李花、自分が27歳くらいのつもりでいない?」


う……痛いとこつくなー。


「あたし達、もう32歳だよ?」


志帆の声が妙に心に響く。
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