エリート同期のプロポーズ!?
……なーんて。


さも、静観しているような口ぶりだけど、何の事はない。


あたしは、第一波にも第二波にも、乗る気満々で乗りきれなかった、落ちこぼれサーファー………。


気がついたら、ビッグウェーブは遥か彼方。


残された海は凪いでいて、それはそれでとっても居心地が良いのだけれど……。


今は、同じくビッグウェーブを取りこぼした何人かと、それなりに楽しくやっている。


楽しくやってはいるけれど、皆『最後の1人』にだけはなりたくない、と心のどこかで思っていて。


……あぁ、結婚したい。


したいしたい、結婚したーーーーいっ!!

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