エリート同期のプロポーズ!?
絢斗君は、頭もいい。


だから言っている話はとっても、分かりやすい。


……だけど。あたし、これでいいのかな?




「ホタテとかぶの冷製スープでございます」


この間と同じように、次々と美味しそうな料理が運ばれてくる。


「あ……じゃああたし普通に名前で呼ばれたいかな、まりかちゃんって慣れない」


「分かった。確かに、悪のり引きずり過ぎてたかもね。

じゃあ、李花ちゃんね。

俺のことは絢斗、でいいから。君呼び、慣れないし」


「……はーい」


まるで、おままごとみたい。


「他には、ない?」


「んーー……」
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