エリート同期のプロポーズ!?
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午後、眠りはしないものの、あれからずっとごろごろしていたせいか、体調はいくらか回復していて。
ベッドから出てのそのそと着替える。
何となく取り出した小花柄のワンピース1枚では心許なくて、薄手のカーディガンを羽織る。
もう7月だけど、あたし一応体調悪いし。
今日、また豪勢なご飯だったら断ろう。
て言うか。
やっぱり付き合えないって言うべきなんじゃないのかな……。
朝からノーメイク(今更だけど央にもすっぴんで対応した、という驚愕の事実。)のせいか、肌は妙に油分豊富。
元々メイクも適当なので、何となく一通り済ませ、髪の毛も手櫛で適当に整えればもう出掛ける準備が出来てしまう。
ドアを開け、全身で爽やかな風を受けながらあたしはアパートを出て歩き出す。