エリート同期のプロポーズ!?
あたしのしょうもない話を笑って聞きながら、ふと時計を見る志帆。
「……ね。てことは、今日これから暇?」
「うん、暇だけど……どした?」
志帆が、パンッと勢いよく両手を顔の前で合わせる。
「お願いっ!李花、今から付き合って!!」
「……ど、どこによ……」
「合コン……」
「ええええええええええええ?」
店内だ、ということを配慮して、出していいと思われる音量ギリギリで叫んでみる。
あたしと、志帆と、もう1人白里摩耶(シラサトマヤ)と、男子の村澤央(ムラサワヒサシ)は、同じ会社の同期で。
皆次々と結婚してしまい、残された独身はこの4人きり。
そんな中でも志帆とあたしは
『30過ぎたら合コンきついよねー!』と言い合っていたので、 今の発言はかなりびっくり。
「……ね。てことは、今日これから暇?」
「うん、暇だけど……どした?」
志帆が、パンッと勢いよく両手を顔の前で合わせる。
「お願いっ!李花、今から付き合って!!」
「……ど、どこによ……」
「合コン……」
「ええええええええええええ?」
店内だ、ということを配慮して、出していいと思われる音量ギリギリで叫んでみる。
あたしと、志帆と、もう1人白里摩耶(シラサトマヤ)と、男子の村澤央(ムラサワヒサシ)は、同じ会社の同期で。
皆次々と結婚してしまい、残された独身はこの4人きり。
そんな中でも志帆とあたしは
『30過ぎたら合コンきついよねー!』と言い合っていたので、 今の発言はかなりびっくり。