エリート同期のプロポーズ!?
うわぁ、左ハンドル……と思いつつ、シートに身を委ねる。
思った以上に身体が沈み、そのふかふかさに驚く。
「まずは、ごめん」
……?
絢斗君って、あんまり謝るイメージないっていうか……。
「あ。やっぱり詐欺師なのね?大丈夫だよ、別に現金おろしたりしてないし」
「違う違う」
今日は、車のせいなのか、しょっぱなから謝罪なんてしてきたせいか、何だか雰囲気が違う。
いつもみたいにあたしを小バカにする、上からな空気があんまりない。
……変なの。
「謝られることなんて、何もないよ?」
あるとすれば、あたしの方だよね。
気持ちがあやふやなのに、付き合ってるんだもん。
「……具合は?平気?」
「うん、大分いいよ」
「病み上がりなのに外を歩かせるのも、と思ってもっと早く拾いたかったんだけど……」
「いや、充分、駅の手前だったよ」
だって、あたしのアパートもわかんないのに……あ、運命信者だから、そういうプレイが好きなのかしら??
思った以上に身体が沈み、そのふかふかさに驚く。
「まずは、ごめん」
……?
絢斗君って、あんまり謝るイメージないっていうか……。
「あ。やっぱり詐欺師なのね?大丈夫だよ、別に現金おろしたりしてないし」
「違う違う」
今日は、車のせいなのか、しょっぱなから謝罪なんてしてきたせいか、何だか雰囲気が違う。
いつもみたいにあたしを小バカにする、上からな空気があんまりない。
……変なの。
「謝られることなんて、何もないよ?」
あるとすれば、あたしの方だよね。
気持ちがあやふやなのに、付き合ってるんだもん。
「……具合は?平気?」
「うん、大分いいよ」
「病み上がりなのに外を歩かせるのも、と思ってもっと早く拾いたかったんだけど……」
「いや、充分、駅の手前だったよ」
だって、あたしのアパートもわかんないのに……あ、運命信者だから、そういうプレイが好きなのかしら??