エリート同期のプロポーズ!?
「お腹、空いてる?」
「あ……病み上がりだし、大丈夫」
病み上がり、という表現が適当なのかは分からない。
今日は、病気で仕事を休んだわけだし。
どちらかと言うと、まだ病み中、って気もする。
実際まだ食欲はわかないし……。
「そっか、んじゃ……」
それきり、どこへ行くとも伝えず、運転し続ける絢斗君。
……な、何を話したらいい……?
「車、凄いね」
小学生じゃないんだから……何がどう凄いんだか、言われた方も困るよね。
でもあたしも詳しくないから『凄いね』が精一杯。
つまらない女ですみません。
「んー、そんなことないよ、買ったの親父だしさ」
……まさかの実家お金持ちパターン?
「いや、それどっちにしろ凄いよ」
「なんで?」
「あたし、父親に買ってもらったやつで一番大きい高価な物って……多分ランドセル」
「…………!!!」
絢斗君が息を飲むのがわかる。
次の瞬間。
「だはははは……ちょっともー。やめろよー」
何故か大爆笑している絢斗君。
「そんな面白いこと言ってないし……」
「あ……病み上がりだし、大丈夫」
病み上がり、という表現が適当なのかは分からない。
今日は、病気で仕事を休んだわけだし。
どちらかと言うと、まだ病み中、って気もする。
実際まだ食欲はわかないし……。
「そっか、んじゃ……」
それきり、どこへ行くとも伝えず、運転し続ける絢斗君。
……な、何を話したらいい……?
「車、凄いね」
小学生じゃないんだから……何がどう凄いんだか、言われた方も困るよね。
でもあたしも詳しくないから『凄いね』が精一杯。
つまらない女ですみません。
「んー、そんなことないよ、買ったの親父だしさ」
……まさかの実家お金持ちパターン?
「いや、それどっちにしろ凄いよ」
「なんで?」
「あたし、父親に買ってもらったやつで一番大きい高価な物って……多分ランドセル」
「…………!!!」
絢斗君が息を飲むのがわかる。
次の瞬間。
「だはははは……ちょっともー。やめろよー」
何故か大爆笑している絢斗君。
「そんな面白いこと言ってないし……」