エリート同期のプロポーズ!?
そして、顔を合わせる機会が無いからなのか……央はまだ同期の皆に、沙耶香ちゃんと付き合っていることを報告していない。


1人だけ先に知って、ヤキモキしているあたしの身にもなってほしい……なーんて。


そんなあたしも、しょうもないメッセージをたまにやり取りしたり、会社でちょこっと行き合った時に話す位なので……


実際のところ、あの二人がどれくらい発展したのかは分からなくて。



♪♪♪♪♪ ♪♪♪♪♪



鳴り響くスマホに、3人で慌てて反応すると……


『悪い!ちょっと遅れるーーーー!』


央からのラインのメッセージ。


代表で、志帆が


『はじめてまーす!』


と入れておいてくれた。


そんな様子を見ながら、摩耶が


「そういうしっかり者なところがまたたまんないんでしょうねー、岡ジャニは」


「いや、彼の前では意外と甘えん坊だったりするかもよ、志帆」


ついついあたしものってしまう。
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