エリート同期のプロポーズ!?
「どうせ、その友達の気になる人……以外はさ、ろくなの来ないじゃん?そしたらもう、二人で楽しく飲もうよ!!」


「……ん、なるほど……」


「で。万が一、素敵な人がいれば超ラッキーじゃん!?」


「た、確かに……」


「ね、じゃ、一緒にいこ?おーねーがーいっ!」


「あ、でもあたし、実家帰りの色気もそっけもない格好だしさ……」


「大丈夫、飲み会は夜7時よ!」


二人同時に店内の壁掛け時計に目をやる。


……17時15分。


「よし、買い物行こう!」


バタバタと店を後にする。


……こういう逃げ場のないぐらいの勢いがないと、32歳、もう合コンなんて行けないよね。


よし、こうなったら。

今夜はこの波に乗ってみるか……恋愛サーファー(自称)!!!
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