エリート同期のプロポーズ!?
*2*
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……来なきゃよかった。
あたしは、心の底から切実に呟いた。
忘れてた。年齢だけが問題な訳じゃない、あたしってば、元々合コン大嫌いなんだった……。
取り分けられた途端、急にショボくなり美味しくなさそうなオーラを放つ、タイ風炒飯をもそもそと口に運びながら、あたしは後悔の波に飲まれていた。
……恋愛サーファー、今夜も撃沈。
そんなくだらない事を考えながらマリブパインを飲む。
そして、そうっと辺りを見回す。
志帆と共に指定されたお店に来たまではよかった。
それなりにドキドキもしていた。
そりゃあやっぱり期待するもの。
チャンスはどこに落ちているか分からないし。