エリート同期のプロポーズ!?
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「本当に、この間のうどん屋でいいの?」
「いいんだって。あたし、ちゃんとした格好じゃないし……それに、この間連れて来てくれて食べられなかったし」
駅付近の雑踏で、2回目のせいか、すぐに見つけられた絢斗君の車。
手をあげて、車からもフォーン、と柔らかいクラクションで合図があって。
急いで乗り込むと、改めてびっくりするくらいイケメンが乗っていて。
言葉にすると何だか凄いシチュエーション。
案の定、目の前の大きな鉄板で焼いてくれる美味しいステーキハウスに行こう、というお誘いを断ったところ。
それはそれで、ひかれるけどね。
美味しいワインもあるとか、あんまり色々言わないで欲しいけどね。
あたしは、うどん屋さんで充分。