エリート同期のプロポーズ!?
「ここ……どこ?」


「最近出来たホテル」


こんな、高級そうなホテルなんて、結婚披露宴にご招待された時位しか足を踏み入れた事がない。


「美味しいご飯屋さんが入ってるの?」


「んー、ご飯はまぁ普通かな。

でもその後李花ちゃんとゆっくりする部屋取れるし」



……ゆっくり する 部屋 ???


ん?


「李花ちゃんがオッケーしてくれるなんて思わなかったからびっくりしたけど嬉しいよ」


爽やかに笑みを絶やさず言う絢斗君。


……えーと??


「あたし……な、なんか言ったっけ?」


失礼を承知で言ってみる。


でもきちんとしておかないと、なんかとんでもないことになりそうだし……。
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