エリート同期のプロポーズ!?
*14*
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「ここって……」
絢斗君に連れてこられた場所で、辺りを見渡すあたし。
「あ、知ってる?結構穴場だと思ったんだけど」
知ってるも何も。
あたしが央に″30歳の誕生日プレゼント″を貰った公園。
……久しぶりに来たな。
この場所を指定したのは、絢斗君と央、どっちなんだろう。
そんな、どうでもいいことが気にかかる。
「絢斗君、央を悔しがらせれば、それで満足なの?」
「……さぁ……」
「さぁって……」
「俺の気が済めば、それで満足」
「央は何か絢斗君に酷いことをしたの?」
ついつい、質問攻めになってしまう。
あたしは、絢斗君にも央にも傷ついて欲しくない。