エリート同期のプロポーズ!?
*おまけ*
「……いたいた、見てみ、笑ってる」
央が小声で言う。
「ちょっ……見えない!!!」
あたし達は、カフェに様子をこっそり見に来て。
絢斗君と沙耶香ちゃんがその後どうなったか見てこよう、と言い出したのは央。
だけど、カフェの中は外からよく見えなくて。
「背伸びしろ、背伸び」
「無理ー、なんかここ狭いし無理」
丁度中が見えそうな小窓のところにこっそり来たけれど、完全に不審者。
「うーわー、まずいっつってんのに、食べてる、桜餅パルフェ」
「……秋冬メニューに桜餅は、ないんじゃ……つか、見えないんだってば……で、なんでフランス語?」
ごそごそやっていると、
「うるせーな、ネーミングした店長にでも聞け……ってヤバい、ウェイターと目があった、逃げろ!!」
央に追い立てられて、茂みから転がり出て逃げるあたし達。
手を繋いで走ると、風がとっても冷たくて。
央が小声で言う。
「ちょっ……見えない!!!」
あたし達は、カフェに様子をこっそり見に来て。
絢斗君と沙耶香ちゃんがその後どうなったか見てこよう、と言い出したのは央。
だけど、カフェの中は外からよく見えなくて。
「背伸びしろ、背伸び」
「無理ー、なんかここ狭いし無理」
丁度中が見えそうな小窓のところにこっそり来たけれど、完全に不審者。
「うーわー、まずいっつってんのに、食べてる、桜餅パルフェ」
「……秋冬メニューに桜餅は、ないんじゃ……つか、見えないんだってば……で、なんでフランス語?」
ごそごそやっていると、
「うるせーな、ネーミングした店長にでも聞け……ってヤバい、ウェイターと目があった、逃げろ!!」
央に追い立てられて、茂みから転がり出て逃げるあたし達。
手を繋いで走ると、風がとっても冷たくて。