エリート同期のプロポーズ!?


*****


「なーるほど、ねぇ」


あたしは、お望みのフルーツパフェが無かったので代わりに『季節のフルーツソルベ盛り合わせ』を食べながら呟いた。


「確かに、ここなら程よいかも。さすが央。伊達に女の子を沢山泣かせてきてないねぇ」


「やめろよー、マジで、そういうの抜きで…どう思う?」


あたし達は、今、かわいらしいフレンチレストランにいる。


カップル、と言うより、友達同士で来ても良いくらいの雰囲気。


お料理も美味しいし、レジ横に置かれた雑貨もかわいくて手に取りたくなる。


店内も温かみのある内装で、変に気張っていないし、よく見るとアンティークみたいなランプや、さりげなく置かれた小物も可愛らしい。


全体的に優しげな雰囲気。
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