エリート同期のプロポーズ!?

見せながら、予測変換を押してしまった旨を説明すると、スマホを受け取りながら、大爆笑の央。


「ひゃはははは……大体、なんで予測変換でど根性、がトップに出てくるんだよ？！お前、どんなシチュエーションで打ったの、それ」


「……いや、何だったか……」


♪♪♪


再び音が央の手元から鳴る。


央の表情が一瞬変わる。




「……ごめん、読んじった」


急いでスマホが戻される。


画面には、志帆からの返信が出ていて。



『イケメン、李花のこと好きらしいよ。連絡先とか、あたしからなんて教えられないし！！！ちょっと顔出せない？』


央を見ると、ニヤニヤしている。