私の師匠は沖田総司です【上】
朝稽古を終え、朝食も済ませた後、土方さんに部屋に来るように言われました。
部屋へ行くと近藤さんと土方さん、山南さんと組長の姿があります。
「やあ」
組長が爽やかな笑顔で挨拶をしてきた為、私はペコリとお辞儀をします。
「天宮君。お座りなさい」
「はい」
山南さんに促され、部屋の中に入り組長の隣に座ります。
最初に口を開いたのは近藤さんでした。
「天宮君は前、1番隊に入隊したいと言っていたな」
「はい」
「仮入隊をした今でも、その気持ちは変わっていないか?」
「はい」
数日間、仮入隊をしたけど、1番隊に入隊したいと言う気持ちは全く変わらなかった。
斎藤さんや平助君達の隊が悪かった訳じゃないけど、やはり組長の未来を変えるなら、組長がいる隊に所属しているのが一番だと思うからだ。
「と言う訳だ、総司。天宮君の入隊を認めてくれるかい?」
「もちろんです」
「天地がひっくり返ろうが天宮の入隊を認めないって言った奴が、入隊を認めるとはな」
「……」
土方さんの言葉に組長は黙ってしまいました。
組長がじっと鋭い目で土方さんを睨みつけますが、土方さんは笑って気にも留めていません。
部屋へ行くと近藤さんと土方さん、山南さんと組長の姿があります。
「やあ」
組長が爽やかな笑顔で挨拶をしてきた為、私はペコリとお辞儀をします。
「天宮君。お座りなさい」
「はい」
山南さんに促され、部屋の中に入り組長の隣に座ります。
最初に口を開いたのは近藤さんでした。
「天宮君は前、1番隊に入隊したいと言っていたな」
「はい」
「仮入隊をした今でも、その気持ちは変わっていないか?」
「はい」
数日間、仮入隊をしたけど、1番隊に入隊したいと言う気持ちは全く変わらなかった。
斎藤さんや平助君達の隊が悪かった訳じゃないけど、やはり組長の未来を変えるなら、組長がいる隊に所属しているのが一番だと思うからだ。
「と言う訳だ、総司。天宮君の入隊を認めてくれるかい?」
「もちろんです」
「天地がひっくり返ろうが天宮の入隊を認めないって言った奴が、入隊を認めるとはな」
「……」
土方さんの言葉に組長は黙ってしまいました。
組長がじっと鋭い目で土方さんを睨みつけますが、土方さんは笑って気にも留めていません。