惑わしの5days・番外編集
いきなり横からイスに座ったまま肩を引き寄せられ、謙亮の爽やかな香水の香りが強くなる。


「今はまだ友達だけど、その内絶対妹の事落とすから応援よろしく♪オレの将来のお・義・姉・さ・ん♪」


「ちょっと謙亮!アンタ何言ってるのよーーー!!//////」


私の肩を抱いてキラキラスマイルで放り投げた謙亮の爆弾は、見事に私と栞に命中。


「このドS!」


「褒め言葉、どうも」


それから家に着くまで4人から質問攻めに遭い、人生初のデートはヘトヘト状態で終了したのだった。


疲れた…けど……


また会ってやっても、いいかも…ね?









――――END――――
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