惑わしの5days・番外編集
いや、冷静に状況を分析すると、いつの間にか原っぱに腰を降ろした元気の上に私が跨がって、その体を元気が抱きしめてるし!


なんなのこの状況!!好きな人とこんなシチュエーションなんて初めてで、頭から湯気が出そうなんですけど!!//////


「ちょっと元気、離して……///」


元気から香る爽やかな香りにクラクラしながらも、えいえいと離れようと頑張った。


「ヤダ」


「ヤダって……」


「だってオレ、睦杜の事好きだもん」


「…………ハッ?」


まるで今日の晩ご飯は何だろな的なノリで告げられた内容に、時が止まった。
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