21歳の淡い夏

ついに月曜日。

午前中は萌とお茶をしていた。

萌に話すと チャンスだな〜

とばかりに推してくる。

「高野くん将来プロじゃない?
安泰安泰♪」

萌はそんなことを言ってきたが正直、水輝で十分。

しばらくしていると

「あ、由唯!もう時間だよ!
いま電車乗らないとお台場間に合わないかも!」

そう言って大きく手を振って駅まで送ってくれた。

私はドキドキしながら電車に乗って

お台場まで向かった。

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