21歳の淡い夏
海浜公園にいくとさっきとの高野くんと違って真剣な表情に変わっていた。
2人で海が見えるベンチに腰掛け
高野くんの話を聞いていた。
「あのさ…単刀直入に言うと
俺と付き合って欲しいんだよね」
「え?」
私の頭の中は真っ白だった。
まさかこんな話だとは思わなかったからだ。
しかしずっとLINEしていて今日1日一緒にいて
この人と一緒にいたら楽しいだろうなと思い、
「お願いします」
そう言った。
すると高野くんは
「やったー!本当に嬉しい」
と言って私を抱きしめてきた。
そして顔を近づけてきて
「キス、していい?」
そう言ってきた。