21歳の淡い夏

「はい、10分遅刻〜!」

萌と都はにやにやしながら話している。

「ごめん〜本当にごめん」

慌てて席につき必死であやまった。

「で、由唯はあれからどうなったの?」

萌がは興味津々だ。

そういえば付き合ってから一度も報告してないのだ。

「雄星くんと付き合うことになったよ」

そういうと萌と都は声を上げて喜んだ。

「ついに大人の階段登った感じかあ〜
水輝は大丈夫なの?」

そう不安そうに聞いてくる都

「水輝には秘密だよ。
あいつうるさいもんー。」

ガールズトークは終わらない。

「再来週の日曜日にさ
サッカー公式戦あるし見に行こうよ!
雄星くんの大学の試合だし!」

そう提案する萌に便乗し都も

「久しぶりに行くか〜」

と、気合い十分だった。

そして私たちはお開きになった。


< 16 / 17 >

この作品をシェア

pagetop