21歳の淡い夏
「はい、10分遅刻〜!」
萌と都はにやにやしながら話している。
「ごめん〜本当にごめん」
慌てて席につき必死であやまった。
「で、由唯はあれからどうなったの?」
萌がは興味津々だ。
そういえば付き合ってから一度も報告してないのだ。
「雄星くんと付き合うことになったよ」
そういうと萌と都は声を上げて喜んだ。
「ついに大人の階段登った感じかあ〜
水輝は大丈夫なの?」
そう不安そうに聞いてくる都
「水輝には秘密だよ。
あいつうるさいもんー。」
ガールズトークは終わらない。
「再来週の日曜日にさ
サッカー公式戦あるし見に行こうよ!
雄星くんの大学の試合だし!」
そう提案する萌に便乗し都も
「久しぶりに行くか〜」
と、気合い十分だった。
そして私たちはお開きになった。