CLOVER
第2章 告白
突然
「えっ彼氏いたの!?」
「うん…」
パーティーの次の日の金曜日。
私は葉月に
あの木の椅子に座わせ
私がみた
港先輩の彼女のことを話した。
『港先輩に彼女がいる』という
情報は
葉月の耳には入っていなかった。
情報通な葉月が
知らなかったなんて珍しい。
青空を分ける飛行機雲を
みつめる葉月。
そして言った。
「どうするの?」
「えっ」
「諦めるのか!諦めないのか!」
ドクン
「な…なに言ってんの諦めるしかないじゃん!」
私は
葉月の肩をドンッと叩いた。
そして無理して笑う。
…諦めるしかないじゃん。
自分より綺麗な人と闘ったって
勝ち目なんかない…
「うん…」
パーティーの次の日の金曜日。
私は葉月に
あの木の椅子に座わせ
私がみた
港先輩の彼女のことを話した。
『港先輩に彼女がいる』という
情報は
葉月の耳には入っていなかった。
情報通な葉月が
知らなかったなんて珍しい。
青空を分ける飛行機雲を
みつめる葉月。
そして言った。
「どうするの?」
「えっ」
「諦めるのか!諦めないのか!」
ドクン
「な…なに言ってんの諦めるしかないじゃん!」
私は
葉月の肩をドンッと叩いた。
そして無理して笑う。
…諦めるしかないじゃん。
自分より綺麗な人と闘ったって
勝ち目なんかない…