ずっとずっと好きでした~幼なじみと私の恋愛~
車に乗り込み、出発しようとした時に菜緒の家の玄関がおもいっきり開いた。





驚いてそこを見ると菜緒が飛び出してきた。





菜緒…………。




「隼人っ!!」





菜緒がそう叫んだ時には車は出発していた。





俺は聞こえないかもしれないけど伝えたい言葉を言った。




“お前…事…っ………………”





目を見てしっかりと言えた。




聞こえていなくてもいい。





ただ、嘘をつくのが嫌だったんだ。




ほんとかってだよな。





ごめん。ごめんな。
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