ずっとずっと好きでした~幼なじみと私の恋愛~
第四章

~24歳 春~

24歳 春




隼人が私の前から姿を消したあの春から9年の月日がたった。




一度も会ってないし、何度も連絡したけど繋がることは無かった。




隼人が居なくなってからすぐは私は毎日のように泣いて、また会えることを願っていた。




正直、未練はあるけど半分は青春時代の思い出という感じになってきている。




私は昔からの夢だった教師になることができた。





隼人のお母さんが高校の教師だったからっていうので幼い頃は言っていたけど、今は本気でやりがいのある仕事だと思う。




昔、隼人と“一緒に先生になろうね! ”と約束をしたことがあった。



隼人は覚えてるかな?
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