ずっとずっと好きでした~幼なじみと私の恋愛~
そんな私の気持ちを知らない隼人はすんなりと隣に座る。




まぁ私の事何とも思ってないもんね。




改めて思い知らされると苦しい。





目の前の美味しいはずのオムライスは何故か味がしなかった。




「隼人くんおうちは大丈夫なの?」




この変な空気を察したのかお母さんが口を開いた。




戸締まりの事?最近この辺は物騒だーってお母さん言ってたもんね。




確か一昨日も泥棒が入ったとか何とか。




「俺は………もういいんです」




辛そうに隼人が笑う




何が?泥棒に入られてもいいの?




いやいや、そんなわけないよね。




「そう、ならいいけど」




何の話ですかい。




隼人はどうしてそんなに辛そうな顔なの……?




心臓が波打つようにドクドクする。
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