ずっとずっと好きでした~幼なじみと私の恋愛~

~これからも、ずっとずっと~

その後一年間他の学校で教師をしてから、菜緒のいる学校に来たんだ。



「これが俺のいなくなった理由」



この言葉を最後に隼人の話は終わった。



ボロボロと涙がとまらない。



そんなことがあったなんて、全然知らなかったよ。



「隼人に振られたとき、悲しかったんだよ?一杯泣いたんだよ?でも、隼人の方がずっと辛い思いをしてたんだね」



私、自分の事しか考えてなかったよ。



隼人の一番辛い時に支えてあげられなかったなんて、悔しかった。
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