私の家に住む猫
恋『…あれ??』
ドアを開けると、慌てて入ったのか、見慣れない靴が一足、グチャグチャに置かれてあった。
恋『空き巣??』
こんな家に入っても
何もありはしないのに。
あげれる物があれば、全てあげるのに。
それで私を少しでも見てくれるなら…。
そう思いながらも、靴を綺麗に揃えて、家の中へと入った。
恐怖心は…ない。
リビングの方へ行くと、テレビの音がした。
恋『やっぱり…誰か居る…。』