私の家に住む猫
~昔話×過去~
時刻は 3:00。
恋『すっかり目が覚めちゃったね。』
空『……………。』
恋『部屋に行こうか??』
コクン…。
恋『飲み物持って行くから先に行ってて。』
クゥを先に部屋にいかせて、ゆっくりとココアをコップについだ。
何処から話してしまおうか…。
頭の整理ができない…。
飲み物を持って、部屋に上がると、ベッドの上でクゥが心配そうに私を見ていた。
恋『はい!クゥ。』
飲み物を渡して、自分もココアを飲んだ。
しばらくの沈黙。
恋『聞いてくれる…??』
空『???』
恋『私の過去…。』
まっすぐクゥを見てそう言うと、クゥはすぐに首を縦にふった。