私の家に住む猫
恋『さっき家に来た奴はね…、優ッて言うの…。飯嶋 優。』
. . .
大好きだった人…。
そして…。
恋『私のね、元カレ…。』
空『!!!!!』
恋『昔はね、すごい優しかった人なの…。優に会いに毎日学校にも行ってた…。』
あの頃は…
毎日毎日すごく学校が楽しくて
休んでる時が少なかったくらい…。
恋『でもね、付き合い出して少したった時から…優は変わった。』
あの優しかった優は
今は欠片の一つもない…。
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◆高校一年、春◆
『大祐!連れてきたよ』
桜まだ満開で、私は高校に入って出来た友達と一緒に居た。
その友達は
香山 秋菜
秋菜が彼氏を見せたいと言うので、私はついて行ってた。
秋『なんだ…。優も一緒なんかぁ…。』
優『はぁ??なんだその言い方!別に良いだろうが。俺が大祐と居たってよ…。』