私の家に住む猫
◆五月◆
いろいろ話すようになってから四人で居るのが当たり前になって居た。
いつしか呼び捨てで呼ぶ仲にもなっていった。
たまには、私と優。秋菜と大祐で、別々に行動する時もあった。
四人で居る時も、二人一緒に居るときも、
私は優だけを見ていた。
そして、
"好き"
ッて事に気付いていった…。
それから優に"好き"ッて伝えた…。
初恋…。
生まれて始めて恋をして、
生まれて始めて告白をした。
精一杯。
そしたら優は
優『いいよ。俺も好き。』
嬉しかった。
伝えて良かったッて思った。
でも…
優からしたら
私はただの―――…
玩具にすぎなかった。
遊び半分…
だったんだってね。
付き合ッてたのは…五か月。
でも
私の"恋"は、たった
三か月間。