私の家に住む猫
~本音~
ガチャッ…。
バイトから帰って来て、時計を見ると、
もう夜の九時をまわっていた。
恋『クゥ!今日はお疲れ。遅くなっちゃったけど、ご飯食べよっか。』
コクン。
クゥが頷いたのを見ると、キッチンへ向かい、夕食の準備をした。
―――トントントントン
部屋には、包丁で野菜を切っている音だけ。
後ろを見ると、クゥはソファに横になっていた。
―――ヴ-ヴ-ヴ-ヴ…。