SHINTO PRIEST2
第6話守りたいもの
驚いた。


こいつがこんなにも


素直なんて



「悪かった昨日は」
「えっ?」

朝のホームルームが終わり煌が千晴の席に来たと思ったら

謝られた。
「いや、あたしも……わ悪かったわね」
「許してくれんのか?」
「う、うん」
「そうか」
「うん」
「で、なんでお前は普通にこの高校にいる?」
「へっ?」
「昨日聞こうと思ったけどあんな事があったから」
「あー」
「でなんで!?」
千晴はこほんと咳払いし
「それはあなたを我ら日本神帝軍に入隊させるためよ!」
「帰れ」
「えっ?」



ー昼休みー

「だぁーかぁーらぁー!!」
「……」
「軍に入りなさいって!!!」
「うるせ!入んねえっていってんだろ!」
「あのね!!!」
「それになんで俺だけなんだ?他にもいんだろ!!!」
「それは…命令だから」
「ケッ!軍に入ってまで友達作りしろってか」
「違うわよ!!!じゃあ聞くけどなんで軍に入りたくないの?」
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