初めての恋はあなたと。 「その後」を追加しました
9.ほのぼのとした空気
連れてこられたのは、6階のやっぱり非常階段。
確かに誰もいないし通らないし、話をするならうってつけだけど。
江崎課長と二人きりとか…心臓もたないって。
「仕事中に私情挟んで悪いが…」
「私情、ですか?」
「あぁ。笑わないでくれよ?」
「はい…?」
少し困惑した顔の江崎課長に、こちらまでもが困惑してくる。
江崎課長は一度溜め息をついて、じっと私を見つめた。
その目に心臓が大きく音を立てて、はねたのは言うまでもない。
「原に嫉妬した」
…。
え、嫉妬?
ヤキモチってことですよね?
江崎課長がヤキモチを妬いてくれたんだ…。
なんかすごく嬉しいんですけど。
無意識に顔がにやけてくる。
「仕事だってことは分かっているが、原に笑顔見せる千夏に、ここが会社だということを忘れそうになった」
そう言って江崎課長は困った風に笑った。
わぁ…。
どうしよう…江崎課長の困った笑顔なんか可愛いなぁ。
さすがに失礼かな?でもなんか可愛いんだよねー…。
確かに誰もいないし通らないし、話をするならうってつけだけど。
江崎課長と二人きりとか…心臓もたないって。
「仕事中に私情挟んで悪いが…」
「私情、ですか?」
「あぁ。笑わないでくれよ?」
「はい…?」
少し困惑した顔の江崎課長に、こちらまでもが困惑してくる。
江崎課長は一度溜め息をついて、じっと私を見つめた。
その目に心臓が大きく音を立てて、はねたのは言うまでもない。
「原に嫉妬した」
…。
え、嫉妬?
ヤキモチってことですよね?
江崎課長がヤキモチを妬いてくれたんだ…。
なんかすごく嬉しいんですけど。
無意識に顔がにやけてくる。
「仕事だってことは分かっているが、原に笑顔見せる千夏に、ここが会社だということを忘れそうになった」
そう言って江崎課長は困った風に笑った。
わぁ…。
どうしよう…江崎課長の困った笑顔なんか可愛いなぁ。
さすがに失礼かな?でもなんか可愛いんだよねー…。