初めての恋はあなたと。 「その後」を追加しました
にやける…江崎課長が?
さっき見た真剣な顔を思い出して、江崎課長がにやけるのを想像してみる。
…うわ、可愛いかも。
って、男性が可愛いとか変?
「千夏ー」
「あ!ごめんなさい、ちょっと考え事してました…」
またボーッとしてしまった。
本気で、一人の世界に入り込む癖やめないと…。
江崎課長はそんな私を見て、クスクスと笑った。
「何で笑うんですか!」
「君が面白いから?」
「何で疑問形なんですか!」
「まぁまぁ」
そう言いながら、江崎課長は頭をよしよししてくれる。
子供扱いされているのに少しむっとしたが、その手を離して欲しくないと思った。
そんな感情を持つことが初めてで、戸惑ってしまう。
「そろそろ戻るか」
「はい」
仕事だし仕方ないが、離れるのかと思うと寂しい。
今まで、すぐに会えるような人と別れる時は何とも思わなかったのに、江崎課長が相手となると全く違う。
これが恋しているということなのかな…。
さっき見た真剣な顔を思い出して、江崎課長がにやけるのを想像してみる。
…うわ、可愛いかも。
って、男性が可愛いとか変?
「千夏ー」
「あ!ごめんなさい、ちょっと考え事してました…」
またボーッとしてしまった。
本気で、一人の世界に入り込む癖やめないと…。
江崎課長はそんな私を見て、クスクスと笑った。
「何で笑うんですか!」
「君が面白いから?」
「何で疑問形なんですか!」
「まぁまぁ」
そう言いながら、江崎課長は頭をよしよししてくれる。
子供扱いされているのに少しむっとしたが、その手を離して欲しくないと思った。
そんな感情を持つことが初めてで、戸惑ってしまう。
「そろそろ戻るか」
「はい」
仕事だし仕方ないが、離れるのかと思うと寂しい。
今まで、すぐに会えるような人と別れる時は何とも思わなかったのに、江崎課長が相手となると全く違う。
これが恋しているということなのかな…。