初めての恋はあなたと。 「その後」を追加しました
私が初めてってこと?
そう考えると胸が温かくなった。
しかしそれを考えると、恥ずかしくもなる。
…話を逸らそう!
「そ、そういえば誘っていただいた時に色々話したいことがあるって言ってましたよね?」
私が覚えている限りそう言われたはず。
確かに同じ会社ではあったけど、お見合いという場で初めてまともに話したし、知らないこともまだまだある。
聞きたいことだって色々あるしね。
江崎課長は「あぁ」と思い出したように呟いて、
「確かにそれもあるが、ただ単純に君と食事がしたかった」
さらりと言った。
免疫のない私は、もはや何の反応も出来なかった。
ただ顔が熱くなってくるのが分かるぐらいだ。
そんな私に江崎課長は気付きながらも、「早く食べないと冷めるぞ」と言う。
この人分かってて言ってる…!
むっとしつつも、漂う美味しそうな匂いに勝てず、目の前のパスタを口に運んだ。
「わ、美味しい!」
絶妙、という言葉が合っているはずだ。
それは味付けにしろ、麺の硬さにしろ。
こんな美味しいと感じたパスタは初めてだ。
そう考えると胸が温かくなった。
しかしそれを考えると、恥ずかしくもなる。
…話を逸らそう!
「そ、そういえば誘っていただいた時に色々話したいことがあるって言ってましたよね?」
私が覚えている限りそう言われたはず。
確かに同じ会社ではあったけど、お見合いという場で初めてまともに話したし、知らないこともまだまだある。
聞きたいことだって色々あるしね。
江崎課長は「あぁ」と思い出したように呟いて、
「確かにそれもあるが、ただ単純に君と食事がしたかった」
さらりと言った。
免疫のない私は、もはや何の反応も出来なかった。
ただ顔が熱くなってくるのが分かるぐらいだ。
そんな私に江崎課長は気付きながらも、「早く食べないと冷めるぞ」と言う。
この人分かってて言ってる…!
むっとしつつも、漂う美味しそうな匂いに勝てず、目の前のパスタを口に運んだ。
「わ、美味しい!」
絶妙、という言葉が合っているはずだ。
それは味付けにしろ、麺の硬さにしろ。
こんな美味しいと感じたパスタは初めてだ。