身分違いを乗り越えて…

ってそんなこと考えてる暇はない!

「うん?」

「明日って誰かと回る予定ある?」

ヤバイ、いま俺の手が震えてる。

「別にないけど…」

まだいいって言われてないのにちょっと嬉しくなった。

「じゃあさ一緒に回らない?」

「いいよ!」

予想してなかった答えに驚きが隠せない。でも、嬉しくて仕方ない。

いつか、楽夢と両想いになればいいのに…

まだ、この思いを伝える日は遠そうだ。
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